10連休!あなたの会社は休めますか?

2019年のゴールデンウィークが10連休になる見通しとなった。新天皇即位の「即位礼正殿の儀」が行われる51日が「祝日」となることから、427日の土曜日から56日まで、史上初の最長10連休が現れる。そう、出現してしまうのだ。当然、経済にも社会にも大きな影響が出るだろう。

では、あなたは、あなたの会社は10連休できますか?いや、言い方を変えよう、

   10日連続の休みを心から満喫し、活かせますか?

10日間日本全体の機能がシャットダウンするわけでもなく、当然業種や状況によっては10連休は「しない方が得策」の場合もあることを前提に、そもそも「休みを満喫できる心」を保てているかというお話しである。

日本の会社も会社員も、長期休暇が苦手な体質なのかもしれない。「休む」こと自体に何かしらの罪悪感や、怠け者になったような感覚、後で損してしまうのではないかという不安や恐怖感、そういうものが付随しがちな国民性なのだ。

史上初の10連休はまさに「働き方改革」の実施練習には持ってこいである。社内の業務フローや共有の文化やシステムの構築の準備は今からすべきであり、それに合わせて社員がそれぞれの「働き方」を再考するチャンスなのだ。

これからの時代の働き方のあるべき姿を、長期休暇に対する「個人理由」から考えてみるとわかりやすい。これまでは、ワークライフバランスのススメが提唱されてきた。ワーク(仕事)とライフ(人生)は別物なので、そのバランスを上手に取るという考えだ。ともすると、仕事の辛さを補うためにプライベートを充実させよ、という捉え方にもなりがちだ。

しかし、人生の成功の鍵は、ワークとライフを一体化させるという新常識に変わってきている。これがワークライフ・インテグレーションである。であれば、10連休も楽勝のはず!

会社に行かない時間を自分の仕事のサポートになる新しい経験にあてても良い、十分に休むことだけに集中して鋭気を養っても良し。身体的に休むこと、睡眠することは、疲労回復という自然の防御作用はもちろん、人間本来の潜在能力を再生しパフォーマンスを高める作用もある。

もしもあなたの休暇が、「辛い仕事を忘れるため」という目的だとしたら、ワークライフバランスからワークライフ・インテグレーションという働き方に変えていく道を真剣に探すべきである。