10連休明け大反省会

未だかつてない10連休、続けて休めた方も、そうではなかった方も、どう過ごされましたか?「令和元年」のお祝いモードが日々加速し、お正月休みのような錯覚を受けた方も多かったのではないでしょうか?ゴールデンウィーク明けに「五月病」が懸念されるのは例年のことではあれ、今年は例年以上に連休明けの反動を受ける人が増えそうです。

銀行やそのほかの業務の停止への懸念はもちろん、当コラムでもご紹介した「10連休ブルー」など、働く女性たちが長年抱える根本的な問題は、大型連休にも大きく影響を与えることで浮彫になりました。

私たち日本人にとって、長期休暇は、取るのも、現場復帰するのも苦手分野とされています。日本の有休消化率は50%であるのに、祝祭日数は世界一。そろそろ長期休暇が苦手、大型連休後に壊れやすい、という社会の体質そのものを改善するときが来ているのではないでしょうか?

「働き方改革」の次に、日本政府が主導して取り組んでいる「休み方改革」。官民一体となり、有給休暇取得や長期休暇の」取り方や過ごし方を見直し、休みを取りやすい職場環境を作るのが目的とされています。2017年からは来年の東京オリンピック開会式の724日を「テレワークデー」と位置づけし、テレワークデイズ期間中に計5日間以上のテレワークの一斉実施を呼びかけています

【これほどやらないと休めない?】

【これほどやっても休まない?】

問題はここです。多くの日本の会社、会社員は「休み方」をいつどこで学んだのでしょうか?ほとんどの場合、誰も教えてくれなかったのが「休み方」です。意味不明の残業や帰宅しずらい雰囲気、休日出勤や仕事を持ち帰ること、有休消化や休み申請の社則とは違う暗黙のルールなど、就職後の職場で「ブラックな働き方」はもちろん「ブラックな休み方」も学び取ってしまってきたのではないでしょうか?

さらには「休み方」は家庭生活から学び取るものでもあります。仕事でも勉強でも、自分の可能性を活かし、生産性や効率を上げるためには「心身ともにしっかりと休めるスキル」も必要になってきます。休みのときに十分で自然な睡眠と休養を取ることができるかどうか、心が休まる時間が過ごせるかどうか、こんな当たり前すぎることでも見直してみるべきなのです。

「働き方改革」と「休み方改革」は表裏一体。史上初となった10連休を終えての、学べたことも反省点も、今後の休み方改革に効果的に活かしていく道を考えたいものです。そして、次の連休は7月15日の海の日の3連休、なんだか短かく感じてしまいますけれども!少しは「休み方」のスキルを上げておきたいものです。