『創り人』に相応しい職場環境とは何か?その答えこそが働き方改革

建築物の内外装工事、防水工事の請負事業を行う『ガイズカンパニー』。自らはもちろん、社員を「創り人」と呼び、社会貢献性の高い建設事業を目指す、ロックな取締役が率いるクラフツメンの企業です。ガイズカンパニーでは、働き方改革の施策として社内の環境整備プロジェクト「トリサル」をいち早く導入、実践されました。「トリサル」とは、ひとりの社員のデスクの片付けから、会社全体の書類整理のルール化やオフィスレイアウト変更などを通して、徹底した「認識共有」を行うことで環境改善と企業文化の再考と構築を同時進行で行う画期的なメソッドです。

代表取締役の仲本純さんに「トリサル」のビフォー&アフター、そして働き方改革の実体験のお話しを伺いました。

 

顔が見えるようになったら、会社が変わった

『創り人』に相応しい職場環境とは何か?その答えこそが働き方改革

会社が急成長していく中で、目立ってきたのは社内の個人商店化でした。環境改善のためと、いろいろなことにチャレンジはしてきましたが、だいぶ前から問題になっていた部署間のコミュニケーションの不全が改善されず、生産性も思うように上がらない。どこから手をつけて良いのかわからなくもなっていました。そんなとき、「トリサル」のお話しがあり、最初は単なる片づけ・整理整頓・掃除をしてくれるサービスなのかなと思ったのですが、これは違うなと分かり、社員のことを考えたら絶対に必要だと感じました。「この角度は面白い!チャレンジしてみよう」と。

カルチャリアさんには「コミュニケーション問題の改善策と環境整備をつなげて考える経営者は、日本にはまだまだ少ないんですよ」と言われましたが、どこのきっかけでどうなるかわからなくても、もしかしたら物事が良い方向に流れてくれたらと考えて、即チャレンジしました。実際に導入してみたら、当然社内はきれいに片付きましたし、「すべての事実が見えるようになった」というのかな、社内のあらゆるところ、コミュニケーションや働き方までも可視化されて、社内の情報伝達もあきらかに速くなりました。

 

トリサルの実施では、リーダーたちが率先して参加し、動いてくれたことが大きかったですね。トリサル前はデスクの上に書類を置く棚があり、いつのまにか砦のような状態で、ある意味「個室」が出来上がっていました。オフィスの中央に壁もあったので、誰もが一生懸命仕事をしているのに、お互いが見えていないというだけで、妄想で断定して、ありもしない不信感を作っていたんですね。部屋を仕切っていた壁を撤去し、部署やデスクのレイアウトを変え、全員のデスクの上の棚を廃止したら、仕事の生産性が上がっていなかった原因も見えるようになりました。

 

今は、私が誰かに何かを話せば全部みんなに聞こえますし、自分自身が何をしているかもそうですし、誰が何をしているかもわかります。「あいつ今日はちょっと元気ないな」などの小さなことも把握できるようになったのは、私自身にも大きな変化でした。昔から社員の誕生日には全員にプレゼントをしているのですが、「こんな洋服が好みだったな」などもイメージで自分に入っています。「おはようございます」の会話だけでは気づかなかったことも、仕事をしている様子が見えることによって、社員のことがより分かるようになりましたね。毎日、皆の顔がしっかり見えています。

 

『社内のムダ」は意識が変われば、無くすことができる

『創り人』に相応しい職場環境とは何か?その答えこそが働き方改革

残業は確実に減りました。トリサルの前に就業規則を変形労働制にしてこれまでグレーゾーンだったところを撤廃したことに加えて、今は実際に人が見えますからね、お互いに何をしているのかもわかるので「早く帰ろう」と声掛けもできます。会社全体で「トリサル」の環境整備を行ったことで「無駄とは何か」に対する意識も高まり、いろいろなことが整理できるようになりました。環境整備と合わせて人事の動きもあったのですが、いい流れになっています。社員が自ら行動を起こしてくれていますし、実際に「社内のここに、こんなことをしました」というのも、一発で分かります。

事務所に来てくださるお客様からの評判も印象もとても良いです。社長室の来客も皆から見えるようになったので、挨拶も自然に徹底されていき、お客様から驚かれることもあります。さまざまなところでプラス効果が見られます。

資材用倉庫でもトリサルを実施し、以前は数百万の無駄があったのですが、現在では毎月百万くらいの経費削減ができています。倉庫のリーダーはもともと整理整頓が好きな人だったので、リバウンドもしていません。あるとき、倉庫の前に子猫が捨てられる事件があったのですが、外から乱雑でだらしなく見えたからそうなってしまったのではないかとも思っています。

働き方改革の次のステージは

トリサルがきっかけで改善されたものは大きかったですし、環境整備は永遠に続くと思いますが、慣れちゃうと当たり前になってしまいます。改善すればするほど甘えてくる人達は、本当にそれで生産性をあげてくれるのか、という課題は正直つきまといます。今後は意識改革にさらに力を入れていきたいと思っています。

「上司が輝いていないと部下が可哀そう」だと、常々思っているんです。何年も我慢してそんなにつらいなら、仕事なんてやりたくないなと部下が思ってしまう。時代の流れもあるけれど、それでも「自分達みたいな工事屋さんが本当に輝くとはどういうことなの?」っていう事を追求し続けて、自分たちは時代を先取りすることをやっているのだと信じることですよね。私自身もそこを追求します。そして、もっと輝くということを体現しないといけないと自覚しています。自分は会社を立ち上げ、毎日が地獄だと思っていた日々も長いので、次の世代には自分がやってきた失敗はさせたくない。だからこそ、その答えのような事を会社としても体現して、もっとピカピカ光って、自分より光ってくれる人がいたら「やったね」と思います。イイ線いってる社員はいますよ!でも、おっさんにならないと分からない事もあるかな(笑)。

これからの自分自身、会社が目指すもの

『創り人』に相応しい職場環境とは何か?その答えこそが働き方改革

「世の中を変える」ですね。これまでもそうしてきましたし、今後も目指し続けます。業界の中での我々の仕事の立ち位置を改善することは既に進んでいますので、未来づくりですね。

人間の承認欲求みたいなものは、人生においてボトルネックになることもあります。それを満たすためにどれだけ無駄な事をやっているか、最近強く思っています。愛って、垂れ流しで良いなと思いますね。垂れ流しにするくらいじゃないと枯渇してしまう。見返りを求めると嫌な気持ちになって行っちゃう。承認欲求との折り合いのつけ方は、個性として捉えることです。

相手に対するリスペクトがあるから、相手に過剰な期待をしない。「君がやる事は全てOKだよ」という大きな愛を持つ。そのリスペクトが伝われば相手が変わってくると信じています。

いつも社員には「会社とは社会貢献ができていないと存在する価値がない」と話しています。それは会社だけでなく個人にも当てはまると思っています。だからこそ、自分の行動が何につながっているのかを考えて欲しいのです。自分のやっていることが社会に貢献できているという認識ができれば、やり甲斐をもって仕事ができるものです。給料をもらうためだけだとか、仕事は辛いのが当たり前だとか、仕事はしなくてはいけないものだから仕方なくやっているんだとか、そういう考えにはならないはずですよね。「ひとりひとりが、確実に未来に向かって進んでいるんだと思える」、そういう企業文化は大事です。「ガイズカンパニーとは、創り人とは、何か」、そこの理念に忠実に戻りたいですね。

そして、13歳からずっとバンドをやっています。今のバンド名は『デイム69』。ギータ―ボーカルやってるんですが、今後はもっとバンド活動もやりたいですね!

 

株式会社カルチャリアの提供する環境改善プロジェクト「トリサル」:
「型づけ」というオリジナルプロセスとルール共有の実施。基本的な社内の整理整頓や書類整理を行いながら、人事や組織改正、社内のコミュニケーションなどの問題解決を導く画期的な働き方改革の促進プロジェクトです。

会社名 ガイスカンパニー株式会社(Guy’s Company)
URL http://www.guys-co.jp
所在地 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-8-11 メットライフ新横浜ビル8F
事業内容 建築物の外装工事、防水工事の請負
• 各種サイディング工事
• 外構工事
• 塗装工事
• 各種防水工事
• 屋根板金工事
• 太陽光発電工事
設立 平成7年9月28日
資本金 1000万円
代表者名 代表取締役社長 仲本 純

Client Voice事例紹介

  • 職場環境改善
    『創り人』に相応しい職場環境とは何か?その答えこそが働き方改革
    ガイスカンパニー株式会社(Guy’s Company)
  • 職場環境改善
    企業理念をカタチにした職場環境改善で、社員の能力を活かす
    キクデンインターナショナル株式会社