セミナーレポート
◆規定概念をぶち壊してこそ改革です
[ワークスタイルストとは、〇〇〇〇〇のプロである]
〇〇〇〇〇に入る答えを、毎回の講座を通してご自身で探し、決めていただくのが養成講座の主軸です。
初回から、内容はまるで脳トレ。皆様の新しい発想や斬新なアイディアが飛び交い、笑いと学び満載のユニークな講座となりました。
◆1回目テーマ:ビジネス環境学
そもそも環境とは何か、何で構成されているのか。自分自身の人生環境はもちろん、職場環境、人間環境を創り上げているものを徹底的に棚卸し、分解、分析、理解するスキルを身に着けていただきました。
「まさかこんなものまで、こんなことまで、自分に影響を与えている環境だったとは」と、そこまでショックを受けていただくことも、講座の楽しさです。実体を理解してしまえば、あとは対応力に変えていくことができるのです。
第一期生には、一部上場企業、ITベンチャー、貿易会社、20代の若い社員さんから経営者の方まで、さまざまな経験やバックグラウンドを持つ参加者が揃いました。だからこそ、まるで脳トレのような第一回の講座では、新しい発想や斬新なアイディアが飛び交い、笑い満載のユニークな講座となりました。
◆2回目テーマ:社員幸福度と会社業績
具体的に企業は、社員は、幸福度に対して何を思い、どんな行動を起こしているのでしょうか?「可視化」できにくい社員幸福度と業績の関係性を深く掘り下げ、「幸福感」「幸福度」の本質を理解することから、実践法、対応策を導くワークを徹底して行いました。
社員幸福度を高めるプロになるには、ワークスタイリスト本人が幸福度の高い生活を送れる知恵者になることです。さまざまな議題を、あらゆる角度、ありえない目線、想定外の考え方で捉える脳の瞬発力と対応力を鍛える回になりました。
個人目標を明確化させるスキル、リスクマネジメントで幸福度を上げるノウハウを共有しました。
◆3回目テーマ:コミュニケーション・カウンセリングスキル
コミュニケーションとは「伝えること」だと多くの人が考えています。伝える能力を身に着けるために話す力、聞く力を身につけるべし…それらはもちろん当然のことながら、それだけでは済ませないワークスタイリスト養成講座。さらに深いところまで追求します。
コミュニケーションの原点を考えるために、パラドックスを話し合ったり、想定外と想定内の境界線を探してみたり。柔軟な思考、概念に捕らわれないアプローチで、職場環境をまったく新しい方法で改善するコミュニケーションスキル・カウンセリングスキルを共有しました。
◆4回目テーマ:経営戦略と柔軟な働き方
「働き方改革」実行しようにも、あまりにも範囲が広かったり、会社や社員のニーズに合っていなかったり、そもそも何をどう改革するのか誰もわかっていなかったり。企業の未来は課題で満載、ということは可能性が満載ということでもあるのです。
今の日本の企業の在り方、これからのグローバル時代、ダイバーシティ時代の戦略を話し合いました。
まだまだ理解されていないダイバーシティをどう職場内で活かしていくのか、さらには女性活用やシニア活用、テレワークなど、今後の日本社会にはなくてはならない新しい生産性の開拓は、ワークスタイリストにとっても需要なスキルになってきます。
最終回のまとめとして、主軸の課題であった[ワークスタイルストとは、〇〇〇〇〇のプロである]を、全員でディスカッションしました。
実は、〇〇〇〇〇の答えには、自分自身の特性と才能を活かせる言葉がピタッと入るはず、なのです。皆様に発表していただいた答えは、それぞれの方がすべて違う言葉で、それぞれの方の特性と才能に、見事にピタッとマッチしていました。
ワークスタイリストとは何をする人なのか、何ができるプロなのか、その定義を自分で決めていくことで、人生も働き方も大きく変化します。そんなことが腑に落ちる体感をしていただきたくて全4回の講座を参加者の皆様と向き合わせていただきました。

柔軟な思考、概念に捕らわれないアプローチで、職場環境をまったく新しい方法で改善するプロを育てたい。そんな想いでスタートした養成講座、手ごたえ十分!素晴らしいワークスタイリストたちが誕生しました。
第二期開催は2018年6月を予定しております。