| 一貫性と公平性に欠ける | | |
| 日本本社と海外拠点間で、採用・報酬・昇進・研修等の人事制度に一貫性がなく、公平性に欠けています。 | | |
 企業プロフィール | 
日系繊維メーカー (中堅) | 
東京、香港、ニューヨーク、 ロンドンの4拠点にて約750名 の従業員を雇用 | 
グローバル人事機能を 本社に持たず、拠点毎に ローカルスタッフのみで対応 |
 クライアントの課題 | 
海外子会社はそれぞれが独立しており、会社の方針や人事制度、コンプライアンス対策などにおいて、拠点間で連携が取れていませんでした。 その為、二重で作業をしていることも多く、採用や管理スタイルも拠点ごとに異なっていました。 | 
本社では、拠点毎に使用する人事・給与システムが異なることで、多くの時間が無駄となり、費用や人材の面で生産性が低いことに課題感を感じていました。 | 
また、現在現地で使用されている制度は、過去に日本人駐在員が自前で作成したもので、現地の労働法や規制、コンプライアンス対策が考慮されているものではありませんでした。 |
| この状況を解決すべく、より一貫性があり、公正で費用対効果の高い手法で人事関連を管理し、よりスムーズなコミュニケーションを本社から実施するためのサポートをカルチャリアは提供しました。 | | |
 カルチャリアのグローバル人事ソリューション | 
海外拠点HR調査
カルチャリアでは、東京の本社と各海外拠点の人事担当者との間で、各海外子会社の人事方針、組織図、成果報酬制度(業績評価と報酬・インセンティブへの連動)の見直しを行う「HR調査」を実施しました。 | 
その上で、以下のような「グローバル人事ベストプラクティス」ソリューションを導入しました。(A)
・海外拠点の人事担当者への英語、日本語、中国語でのヒアリングをもとに、採用に関する「グローバルガイドライン」を明確にし、各ポジションの推奨給与幅を設定 ・階級、職責、役職名を明確にした組織図の更新、作成 | 
その上で、以下のような「グローバル人事ベストプラクティス」ソリューションを導入しました。(B)
・海外拠点の規則を更新(グローバル人事基準50%、ローカライズ50%) ・オンラインによる現地管理職向けオンライントレーニングを実施(英語、日本語、中国語)等 |
| 上記のサポートを年間を通して実施したことで、日本本社の意向を反映しつつも現地にローカライズされた人事システムの導入を成功させることができました。 | | |
 プロジェクトの成果 | 
グローバル全体で 採用コストを7%削減 | 
海外拠点における差別等に関する 訴訟やクレームのリスクを低減 | 
組織図のスリム化により社員の意識向上 に繋がり、主要社員の離職率を50%削減 |